2017/09/08

「疲れにくい筆記具」ができるまで

 

みなさんがお使いのボールペンには、ラバーグリップがついていますか?

 

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筆圧の強いひとは特にですが、長い時間文字を書いていると、ペンを支える指が痛くなってしまうことがありますよね。

 

それを軽減する役割として、ボールペンのラバーグリップは開発されたのです。

 

いまやほとんどのボールペンのグリップ部分にラバーコーティングが施されていますが、実はこの形状を開発したのは、ほかでもないPILOTのドクターグリップ。

 

 

ドクターグリップが開発される以前、ボールペンの主流なかたちは細軸のものでした。

 

昔はPCなどの技術もなく、文字を扱うほとんどの作業を手書きで行っていましたが、細軸かつ、なんの加工も施されていないようなペンを使って長時間ものを書くことで手を傷めてしまう人も多くいたのです。

 

そこでPILOTは、人間工学に基づいた「手に最も負担のかからない太さと形状」を導き出し、それまでの「ペンは細いもの」という概念を覆しました。

さらに、滑りにくさ・やわらかさ・手触りに着目した安定感のあるラバーグリップを開発、今までにない画期的なペンが誕生したのです。

 

文房具屋には、グリップにラバーを施した太軸のボールペン・シャープペンが多く売られていますが、それらのさきがけは、疲れにくい筆記具という新たなジャンルを確立した、ドクターグリップなのです。

 

 

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今年で、発売25周年を迎えるドクターグリップ。

 

今では油性ボールペンだけでなくシャープペンもあり、カラーバリエーションも豊富です。

フリクションではまだでていませんが、名入れももちろん可能です。

 

ご検討の際はぜひお気軽にお問い合わせください!

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