2016/06/09
フリクションボールペンは、販売されて以来多くの人に愛されてきました。
その愛される訳は、発売からどんどん進化を遂げていく、プロダクトデザインにあるのかもしれません。
今回は、そんなフリクションボールペンのプロダクトデザインについて見ていきましょう。
■発売当初はキャップ式
2007年に日本で初めて発売されたのがこの「フリクションボール」でした。
当初はキャップ式で、芯の細さは0.5mmと0.7mmの2種類。
ボールペンなのに書いて消せる、という新しい発想に多くの人が驚かされました。
色展開もブラック、ブルー、レッド、グリーン、ピンク、オレンジ、ライトブルー、バイオレットの8色と豊富にありました。
■ノック式になり使いやすくなった!
キャップ式からノック式になり、ワンタッチで使いやすくなった「フリクションボールノック」。色も今までの8色にブルーブラックとライトグリーンが加わり、10色になりました。
■超極細の0.38mm
個人的に、こ れを一番待っていた!と言える「フリクションボールスリム」の登場です。
書いても消せるフリクションは手帳やノートにおすすめですが、もっとたくさん細かく書き込みたい…。
そんな悩みを一気に解決してくれた、このフリクションボールスリムは、なんと芯の細さが0.38mmという超極細。細かい書き込みも簡単にできるようになり、多くのユーザーの心を掴んでいきました。
■ビジネスシーンにも使いやすい高級感のあるデザイン
ますます使いやすくなっていったフリクションボールペンは、ビジネスシーンでも大いに活躍していました。そこで、よりビジネスシーンに映えるよう、デザインに高級感をプラスした「フリクションポイント ビズ」が発売されました。
フリクションボールペンの使いやすさはそのままに。ジャケットの胸ポケットに差し込んでも、違和感のないスリムなフォルムと、金属製のボディが評価され、2008年度のグッドデザイン賞を受賞しました。
いかがでしたか?
フリクションボールペン以外にも、色鉛筆やスタンプなどさまざまなシリーズが展開されているフリクションは、2015年度にシリーズ全体としてグッドデザイン金賞を受賞しました。
これからも多くの人が使いやすいよう、ますます進化していくことでしょう。